https://youtu.be/Ssbv8jzDjw0
2010/06/08 に公開



49の技、13番目はヘアピン型と呼びます
右手の親指の動きがヘアピンカーブのように動く所から私が命名したんでございます
まず、どんな弾き方か、親指を見てください
こんな練習をします
まず6弦を弾くときにブリッジの方に向かって、、
5弦にアポヤンドすると向きを変えて
反対の方向に行きます

なんでこんなことするんやと言ったときにですね
これが技なんでございます

どんな時に使うといいますとパーセルのロンド
パーセル:ロンド1
パーセル:ロンド2

いきなり
という場面が出てきます
これはギターの方では6弦と5弦をしっかり弾くベース
によく使います
6弦の音よりも5弦の音の方が相手によく聴こえる
そういう弾き方です
言葉に出すと ウ ワー という表現になります
力任せに弾きますと6弦の方が強くて5弦の方が弱くなってしまいます
これは尻すぼみなのであまり面白くありません
バッハのフーガという曲の中にも出て参ります
フーガ026

ベースの音が非常に面白い響きがする
弾き方からヘアピン
会得をしますとこんなに動かなくても強い音が出て来るようになります

ただし最初はこの動きでやらないとどうしてもイメージが湧きません
こんなしんどいことできるかい!と思わんといっぺんやってみてください
この効果、非常に面白い
弾いてる方の実感として非常に面白い効果が得られます
ヘアピン型でございます。

https://youtu.be/wG6ssLCh-MY
2010/06/03 に公開



49の技、12番目は爆発型です
前に話したようにベースと上のパターンなんですが
ベースを弾くときに異常に大きく弾くという型です
例を申し上げますと意外に思われるかもしれませんが
アルハンブラの思い出もこれにあたります
通常は、、
と弾く方が多いと思うんですが
これを団子、トレモロをまとめて、しかもベースを爆発させるという方法があります
ベースを異常に大きく弾きます
これだけ大きな音で弾きますと上の音を弾いてもあまり聴こえないです、現実問題として
私の場合は爆発を使うときは大概、上の音は弾かないようにしています
随分いいかげんな話なんですが

アルハンブラの思い出冒頭部演奏
タルレガ:アルハンブラの思い出1
タルレガ:アルハンブラの思い出2

今も使ってみたんですが3か所ほど爆発させてみました
その爆発している間は、実は上の音を弾いていない

アストリアスという曲もこういう技を使っています
伴奏がひとつなんですけども
普通は、、
とありますけれども
ベースを爆発させますと1個目弾いてもよく聴こえないのでまあいいかというような
すごい技でございます

聴き方によるとそんな嘘を弾いていいのかと思うかもしれませんが
それが技なんです

音を正確に弾くというのは技でもなんでもなく
その音を省略しても相手に聴こえさせるとか
或いは省略することでその曲の面白さが出る
そういうことを演奏家が発見していくこと
これが技なんです
この爆発型に関しましても使い方さえ誤らなければ非常に大きな効果を得ることが出来ます

asturias1

asturias2

asturias3


ちょっと特殊な例かもしれませんが
アルペジオとはちょっと違うかもわからないけども
ベースの音をとにかくしっかり聴いてほしいといった時に
こんなこともします

マラッツのセレナーデという曲ですが楽譜としては
、、と書いてあるんですが
それをリズムを強調したいということで思いっきりベースを出した反動で
上が萎縮してしまったという、でもそのことで効果的なものが出るという

そうするとベースがボン、ボンというリズムが小気味良く出てきます
実際に曲の中でこの爆発を使いますと随分楽しいこと面白いことが起こります
いろいろお試しくださいませ。

malats1

malats2

malats3


https://youtu.be/X2GwJw8662w
2010/06/03 に公開



49の技、11番目は葡萄型です
葡萄が生ってる
上が大きくて下が小さくなってます
高音域がしっかり出て次それをまとめる和音が小さな音で出る
一番わかりやすい例で言うとソルの練習曲3番
こういうのは非常にわかりやすいです
estudio3

一番有名といいますとラブロマンスがあります
上の旋律からこうぶら下がっていますね
少し凝った所でいいますとテデスコの作品で子守唄という歌がありますが
その中ほどに出てくるパターンも同じです

これも本当にしょっちゅう出て来る形です
意識をして上の音をアルペジオ、しっかりと縦振動で押さえ込みます
あとmとiあるいはその他の指はアルアイレ横振動で軽く音を出すと
バランスが非常に良くなります
お試し下さい。

愛のロマンス
愛のロマンス1
愛のロマンス2

子守唄

https://youtu.be/EXqxl40GxcQ
2010/06/01 に公開



49の技、十番目はアルペジオお皿型でございます
別名、私は波型とも呼んでいます

波を想像しますと海岸にザーっと
打ち寄せますとそのまますーっと引いて行きます
この様をアルペジオにしたものです

ザバーンと来てザバーンと返る波というのはあんまり見たことがなんですね
やっぱりザバーンと来たらすーっと引いて行く

これが最初に説明した基本の弾き方になります

ベースが鳴って、そこへ和音がふっと入る
そういうやり方

このベースが異様に強いと今度は爆発型、後に説明します
ベースがダブルになりますとヘアピン型というのに名前が変わって参ります

でも基本はこの波型、お皿型でございます

どんなのかといいますとベースが鳴って、
上があと、静かに出てきます
バッハのプレリュード冒頭部演奏

そんな形ですね
ベースが鳴ってふわっと
これも、例を挙げたらきりがありません
この形が出て来ない曲を探す方が難しいぐらいギターには多い形です
アルペジオの練習をするときにこれを多様してもらうと良いと思います

って弾きますと眠気を誘うようになります
これが波型の特徴です

これを、、
弾いてしまいますと味も素っ気もありません
技、無し そういうものですね

もう1度

それが完成図です。

基礎1
基礎2

https://youtu.be/couWytAf7_0
2010/05/31 に公開



49の技、9番目はバーベル型ですね
バーベルというのは両サイドにおもりがあってその真ん中に棒があって持ち上げる
和音もですねベースの音と一番上の音をしっかり弾いて
真ん中の音はちょっと内緒で弾こうと、
そういうバランスです
こんな感じになります

上と下が非常に強いんですね

ソルのメヌエット作品11の6冒頭
menuet11-6

まあそんな感じになります

これも応用と言いますか自然にできるようになったらですね
あらゆる曲で登場します

少し特殊の部類に入るかもわからないんですが
アストリアスという曲に
この中に
という和音が出て参ります

こういうのも上と下がしっかり出て
真ん中が和音としてまとめさせる
そういう効果でございます
バーベル型でございました。

asturias1


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