https://youtu.be/wG6ssLCh-MY
2010/06/03 に公開



49の技、12番目は爆発型です
前に話したようにベースと上のパターンなんですが
ベースを弾くときに異常に大きく弾くという型です
例を申し上げますと意外に思われるかもしれませんが
アルハンブラの思い出もこれにあたります
通常は、、
と弾く方が多いと思うんですが
これを団子、トレモロをまとめて、しかもベースを爆発させるという方法があります
ベースを異常に大きく弾きます
これだけ大きな音で弾きますと上の音を弾いてもあまり聴こえないです、現実問題として
私の場合は爆発を使うときは大概、上の音は弾かないようにしています
随分いいかげんな話なんですが

アルハンブラの思い出冒頭部演奏
タルレガ:アルハンブラの思い出1
タルレガ:アルハンブラの思い出2

今も使ってみたんですが3か所ほど爆発させてみました
その爆発している間は、実は上の音を弾いていない

アストリアスという曲もこういう技を使っています
伴奏がひとつなんですけども
普通は、、
とありますけれども
ベースを爆発させますと1個目弾いてもよく聴こえないのでまあいいかというような
すごい技でございます

聴き方によるとそんな嘘を弾いていいのかと思うかもしれませんが
それが技なんです

音を正確に弾くというのは技でもなんでもなく
その音を省略しても相手に聴こえさせるとか
或いは省略することでその曲の面白さが出る
そういうことを演奏家が発見していくこと
これが技なんです
この爆発型に関しましても使い方さえ誤らなければ非常に大きな効果を得ることが出来ます

asturias1

asturias2

asturias3


ちょっと特殊な例かもしれませんが
アルペジオとはちょっと違うかもわからないけども
ベースの音をとにかくしっかり聴いてほしいといった時に
こんなこともします

マラッツのセレナーデという曲ですが楽譜としては
、、と書いてあるんですが
それをリズムを強調したいということで思いっきりベースを出した反動で
上が萎縮してしまったという、でもそのことで効果的なものが出るという

そうするとベースがボン、ボンというリズムが小気味良く出てきます
実際に曲の中でこの爆発を使いますと随分楽しいこと面白いことが起こります
いろいろお試しくださいませ。

malats1

malats2

malats3