https://youtu.be/3wuvD3jnbQE
2015/07/17 に公開




今日は1つの主題を持って僕は臨んでいます
その主題が決まったのは昨日です
それまでは5つぐらいあってどれにしょうか迷いました
昨日、これで行こうかと思いました

その前に確認しておきたいことが1つ2つあって
1は楽譜って何だ
僕たちは楽譜から音を探して弾くのだけれど楽譜って何だと言われたら何と答えますか

まあ、メモですよね
弾く順番を書いてるとかいうことですよね
出す音はそれぞれのイメージがあるでしょうがクラシックにおける楽譜とは曲における順番と音の高さとどういう音を出すというメモみたいなものかなと

皆さん自分で楽譜を書いたことありますか?
書いたものを見て弾くが自分で書くことはほとんどしないでしょ?
僕はあるとき自分で書くようにしたのです
そして自分で演奏して、作曲してないけど、自分が演奏してその思いが入ったときに楽譜に書いたら全然違って見える
自分が感じてる音楽はこんな形でしかならないのかと

有名な話ですが楽譜とはこのようなものだと言った人がいます
何に見えますか?
一言で説明するのです、何が書いてあるか
一言なのです
特別に二言にしましょうか?
思い付いたら言ってほしいです

一級建築士3人に見せたら3人とも一瞬に同じことを答えました
箱が描いてあるのです
立体的に描いた箱らしいです

ここにこの図が描いてあると知らない人に
箱が描いてあると言えば、これを描いてあるだろうと想像するでしょうか
絶対想像しないですよ
これを想像する人は建築家

例えば自分にとって大事な箱、宝箱かもしれないし子どもの頃作った箱
人によって全然違うものを想像する

楽譜というのはこの程度しか描けませんという、
それを五線で書いたときに僕達の勘違いは楽譜に全てが書いてあると思い込んでしまうこと
何も書いてない
象徴として書いてあるだけでこの音が本当はこんな音なんだと描けない
この音は隣りと同じ顔してるけどこんな音なのだと
人間の顔で言うと僕はこんな顔してるけど時々こんな顔もする、でも同じ人
写真に撮ったら一瞬しか撮られてないけど実は毎回違うのです
そういう心構えで皆さん楽譜を見たことございますかということで、ちょっとこれ弾いてみましょう

初級の曲です
どちらでもいいですが下の方、アルペジオの練習、CとG7とC、ちょっと練習してください


弾いてみましょう
6:14 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=6m14s
・・
素晴らしい

6:38 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=6m38s
・・

ではどちらでも
6:58 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=6m58s
・・
VERY GOODです


もう1回弾いてと言われたら違う演奏できますか?

行けます
7:25 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=7m25s
・・

おもしろいですね、どうしてそんな発想が湧いたのでしょう

音は伸ばさなきゃいけないわけじゃないし、
アルペジオだけど(?)音は16分音符なので16分音符の音しか出せない

1つ異論を唱えていいですか、なぜ綺麗な音だけで弾いたのですか
では
8:15 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=8m15s

・・

VERY GOOD!
今は3つとも表現が違いました
でも楽譜に書いたらこうしか描けない
このことをまず絶対的に皆さんに知っておいてほしいです
弾いたものを書いたらこうなるけど、これを弾いたらこうなるというものはないのです
答えのないものをどうやって解釈するかというのが楽譜を見る

中にはこの曲はこうですと言う人がいるけれどそんな先生の所には習いに行かない方がいい
そんなの嘘です

次に発想なんですけどこの曲の発想は何ですかと訊かれたらどうします?
書いたのはカルリ、
カルリに電話してどういう所からあんなの出たのですか?と
カルリはなんと答えたでしょう、想像してみましょう
想像したことありますか?

演奏しました、どんな気持ちで弾きましたか?

下の曲は子どもがケンケンパーで、ここは向きを変える
そしたらこっちの方がいいね・・

そういうストーリーが出来たらストーリーに沿って弾けばいい
ミ単音では足らん、両足出すのだからもう1ついるから、これ弾くときに・・オクターブでやるとか・・ダブルでやると・・

そのことはギターの世界では許されています
ギター弾きは自分が感じたことはやっていいと許されている唯一の楽器です

それで先程仰ってたように音止めてられないという、
もし音を止めるってことに関してやっていくとピアノの世界ではあり得ない事ばかりギターではやっている
ペダル踏みっぱなしのような
それをピアノの世界でやれば次の日から仕事はありません
でもギターはOK
それはなぜか、ギターだから
もしそのことに注意を払って、消さないといけないとなれば明日から1曲も弾けなくなります
消すという動作に意識が入ると右手がパニックです
でもやってみたいという気、ちょっと起こりますか?

僕が演奏してみます
12:45 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=12m45s
さっき言ってた彼女のお話を頂きまして、子どもがぶらぶら散歩をしている・・その辺りを・・
ちょっと速く弾いたら・・前を犬が横切った・・

そういうストーリーを作ってしまうとその通り弾けばいい
楽譜に書いたらこうしかならない

ここでカウントしなくてはという人がいれば・・きれいに・・
何か文句あるのかになりますが文句あるのです、発想がありません

作曲する人は必ず発想があるのでその発想を感じることを練習していくと10年ぐらいで解るようになります

上の曲なんですけど初見で弾くのならこうなるのは仕方ない・・
このときにずっと音が並んでるのになぜこう並んでるのか

例えば・・って並んだらダメなのか?と僕はツッコミを入れます
カルカッシに何故・・と書かなかったのかと
そうしたらカルカッシからそれは最初に考えたことだと返事が来る
それでは能が無いよと、だから変えたのですと
然様でございますかと言うしかないです

なぜ形を変えたのか考えていくと、これは・・音楽の動きが存在してるけど旋律とか微妙な面白さがないのです
例えばベースを・・と弾いてみよう
上は・・眠たいわ、いいわと思ったら・・ベースを切らなければいけない

15:46 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=15m46s
下の曲も・・と書いてあるけれど・・ひょっとしたらカルリは最初そう考えたかもしれない
僕がダッダッダッダッダっと弾いたのは音楽を考える上でのすごく単純な発想なのです

例えばこんな曲
16:20 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=16m20s
・・

グランソロの中に出て来る・・正義の味方!

出来た形は・・なんだけどここも実は・・何故ずっとソルは書かなかったのか・・今度はベース・・
音がずっとあるとその動きがはっきり判るという性格があります
オーケストラの太鼓が後ろでとか、強くなったり弱くなったりとか、弦が小さい音で弾くときに小さい音で鳴ってたら急に大きくなったりするのは曲の流れを表現しているんですよね

まず流れを自分で理解をしてから何故作曲家はこの流れを使わずに取ったのかを感じていくとあることが解るのです

18:47 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=18m47s
ロボスのプレリュード1番・・

これが何故・・になっているのか・・になってないのか
作曲家ロボスはこれを知ってるに決まっている
オーケストレイションするなら・・
ところが抜いている・・理由が必ずある、ロボスに電話したら、、
それを僕達は楽譜から感じ取って演奏しようと、

大きくなったり小さくなったりしながら演奏するのだけれどもその発想の源は、、
そうすると意外なことが解ってきて曲の流れが絶えずこうなっている


21:15 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=21m15s
トレモロの話をして休憩したいのですが
・・って書いてますよね
間違いなのです、本当は・・同時に書くべき・・
何故かというとトレモロはずっと音が鳴る・・こんなのトレモロと普通の音楽用語で言わない、ずっと鳴ってるから
おそらくタルレガはこう書いた筈なのです・・
彼はピアノも弾けるから、でもこうしなかったのは何故か

僕が想像するに彼が爪を使わずに指頭で弾いていたからだと思います・・
私の教室ではこの曲をやるときは・・流れを感じて・・次に1個だけ・・次に2つ・・という形で練習して
次に・・これは速く弾けないのです・・でも流れが自分の自由になります・・

流れが自分の自由になって、この曲が3声になってると解る
楽譜通りに弾いてしまうと曲から焦点がぼけていく、トレモロをどうしようかと
トレモロがきれいに弾けるようになったら出来たと終わってしまう、出来てない、何も解決していないのです
でも勘違いで解決してしまう

では何故同時に弾いていないのか
弦楽器独特の発想でバイオリンやチェロ、同時に書いてあって同時に弾ける奏者はいない、ベースを先に弾いてから上を弾く
これは弦楽器に許された発想なのです、それを使うのです
同時に書いてあるけど最初の音は、例えば和音で・・と弾くとここからここまで時間があります
その時間を使わせてもらいます・・
同時に弾いてるので・・速度が・・一緒に弾いたら判りますがとても速いです
速く聴こえたらペケです
何故速く聴こえるか、1個抜けている、速く弾けてしかも流れが出ている

タルレガがあの書き方をしてしまったので皆こうやって・・練習してしまう・・
もし同時に書いてくれてたら・・微妙な所でズレたり同時に弾いたり、それは頭でコントロールしてるのではなくて練習をした結果、人前で弾いたある動きが出て来る
そのときにしか出て来ない
そういう練習方法を僕はちょっと編み出したけれど今日は皆さんに紹介して後半戦でやってもらおうかなと思ってます

休憩したのですが疑問点とか質問があれば

27:54 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=27m54s
ヴィラロボスで思ったんですけど上の音がないときに、、上の音弾いて下も一緒に弾くと聴こえにくくなります
だから流れがわかるんです、旋律が消えるのです
上がない方が下が聴こえる
そういう理由ももちろんあります
下の旋律ラインを出して欲しいときには仰ったように上は要らない、するとこういうのにも言えます
本当に上を聴きたいときは下は黙ってという話
上のを見てください
上が・・きれいに出したいときに・・と下がいたら足を引っ張る、そしたら・・いない方が聴こえ易いです
別の言い方をすると伴奏の部分で変化させることもあるんですけどとにかく

30:23 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=30m23s
・・そういう上と下の対話になったときにはこういう演奏・・

30:51 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=30m51s
普通できないじゃないですか
そのボードに書いてある曲もそこまで到達してない者から言えば
書いてあることしか読めないから、情景を、そういう思うとか、いうことさえも考えられない
先生と何回かお話させてもらってる内にこういう感じで、こういうってお話をいつもされること、それさえ浮かばないし、そう言われたらそう思わなければいけないのだとしか思えない、だから全然、、へえーと、、それを自分で感じろというのは、、ウン、、

31:57 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=31m57s
楽譜というのは作曲家の思いがあって提示したものだと思うがどうしても字面で追ってしまう
上はこう流れてる下はこう流れてる真ん中はまたこう流れる
それをはっきり捉えてらっしゃるので私はまだまだ、弾いてる内になんとかなるだろうと、、なんとかならない、、
だからちょっとした工夫をしなければいけないと、、

僕もわからない、2年ぐらい見ないとわからない
2年見る間にほんの少し深く見る訓練をすると必ずどこかで引っ掛かる
一番引っ掛かるのは自分が出来ないということに引っ掛かる、弾けない出来ない何だろうに、そこから入って行くと深みに入る
無限にそういう場所があって、自分のハテナと人のそれは違う
逆説になりますが1つもハテナが付かずサッと弾ける人はたぶん曲の中身を知らないと思う、これは弾けない人のひがみです

34:44 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=34m44s
何かで自分に火が点く、あれ?っと思ったらその?を放っておかないのがポイントです
弾けなくなるかもしれないし、第三者が、、言うかもしれないけどそれは第三者を放っておく、自分の問題だから自分で深みに嵌って行って泥だらけになって返って来たら面白い、別の音楽の世界
さっき聴いたとき、あなたの演奏は音楽が完成されてる、あなたの中で、完成されたものというのは僕からこうしなさいと言えない
出来上がった教本にケチを付けられない
何かの拍子で子どもが落書きとか何かをしてそれを見ていいなと言えたらあなたは超一流、誰こんなことしたのとなればそこまでの人
よくいいですね、よくやってくれましたねと言えれば音楽観が180度変わってしまいます
そういう音楽の捉え方を僕は知ってるんですけど今日はそれを話出来ない

36:30 https://youtu.be/3wuvD3jnbQE?t=36m30s
どこからこんなの出て来るの?
蝸牛からです

蝸牛、どこだ?

ここに
こいつが発想の源のようです

じゃあ一旦休憩しましょう、休憩して後半、簡単なアドバイスをして、、