カテゴリ:49の技 > 49の技28 共鳴・シラミの法則

https://youtu.be/-gVKGB_YfKc
2010/07/10 に公開



49の技、28番目は共鳴についてお話をします
倍音と間違う方がいるのですが
共鳴、共に鳴る
ギターではシラミの法則と私は呼んでおります

シとラとミが共鳴を伴って美しい音色がします
ちょっと聴いて頂きます
2弦10フレット、ラの音です
単音演奏

録音に入ってるか疑わしいですが現実には弾いて何をしてるかというとまだ鳴っているのです
生で聴くとわかりやすいので生徒さんは納得されますが
共鳴音は意外と録音に入りません

ラのとなり、フラット、シャープになると
単音演奏
もう鳴っていない
何も鳴ってないのです
影も形もありません

ところがラになりますとずっと鳴っているのです
音は左手を離しても鳴っている
離した途端になくなるあるいは弾いた途端にもうないというような音も現実にギターにはあるのです

シラミはベースの456弦がそれぞれその音に対して俺も鳴ったろうやないかということで
弦が響いてその音がギターから出て行くわけです
したがってベースを消音して弾くと
単音演奏

離した途端に消えてしまいます
この共鳴音が嫌な人もいましてその場合は止めて弾けばいいわけですが
通常はこの共鳴音を使ってギターの曲を書いてあります
そういう書き方をしてる曲がたくさんあります

バレーラのナナと間奏曲があります
冒頭演奏
nana1


というラを弾いて共鳴が鳴っている間に左手ポジションが下がってくるのです
この間、下がるのですから移動します
もしこのラが弾いて離して止まってしまうなら
この音をずっと残しておきながら次へ行きたいという野望が消えてしまう
平たく言えばピアノのペダルに値します
ペダルを踏むことで他の音が共振して音が鳴ってるように聴こえるという錯覚みたいなものです

ナナ演奏

自分としては左手は押さえてないんですが共鳴音が鳴ってるのでそれに乗っかって音楽を作るということになります

これだけだったら技にはなりません
共鳴音を静かに聴きますとラを弾いてしばらく経ってから音が出てくるのです
0.5秒か1秒ぐらい後に最高音になります、ポォオーンと鳴ります

その瞬間に離すとOKです
これをもっと早く出てもらおうというのが技になります
聴いて頂きます

押さえて弾いてそのままじっとしているとギターから出てくる音を待たねばなりませんが
ちょっと早く来て欲しい時には弾いた後にぐっと左手に力を入れます
そうするとゆっくり出て来ようとしてた共鳴がびっくりしてすぐ出てくるのです、やってみます

これあの生で聴くとものすごい判り易い
ぐっと押さえることでほんの少し音が上がるのです
そうするとさっきの共鳴音がびっくりして出て来るという性質があります
なぜかと言われてもそういうものです

したがって力を入れて押さえてる人にはこの技は使えません
最初軽く押さえてそれから力を入れて押して離すと自分の離したいタイミングで音を出すことが出来ます
これの応用については曲になってこれを使わないものは知りません、必ずどこかで使います

012バイス:ファンタジア2

演奏
これはバイスのファンタジア一節なのですが
この瞬間にも共鳴の技を使いました
シの音
この音で
この瞬間に
ミとシですから両方ともよく鳴るのです
それも出してその後にピアニシモの音でミを出します

この音を精一杯聴いてもらった後、非常に軽い音で後味を良くする
そういう効果でございます
シラミの法則、シとラとミが出て来たら一度静かにその音を聴いてみるとよく聴こえてくると思います。
011バイス:ファンタジア1

012バイス:ファンタジア2


013バイス:ファンタジア3







■49の技その27 サラバンド
・1拍目と2拍目を加速をして引っ付ける。
・バッハのサラバンド。
・組曲ニ短調(ヴィゼー)
34, WAZA-27 Sarabande
・ Stick by acceleration between the 1st count and the 2nd count.

Sarabande meens play slowly by only depending on the pieace of music.
But I play using dramatic turning off a sound and I play elegantly.

This technique has a big hint for interpretation of the music.
There are acceleration or deceleration f or p and so on in the Sarabande.
There are many kinds of f or p for sounds, phrases and so on.

I am worrying you might say " It is not Sarabande " when I play it fast.
But I think that real Sarabande meens stillness and quietness after acceleration.



https://youtu.be/tMakUcC_h2w
2015/06/28 に公開




この部屋は音を伸ばすという部屋です
ギターの音を伸ばすには共鳴音を聴かなければなりません

共鳴というのは シラミの法則
シとラとミ、この3つの音がギターではよく鳴ります

2弦5フレット、ミ
2弦10フレット、ラ
2弦12フレット、1弦7フレット、シ

2弦10フレットを用意
このときに左手をしっかり押さえるのではなくちょっと曖昧に押さえます
曖昧というのはこういう形
しっかりというのは上からこういう、
目で見て判るように、これ曖昧な押さえ方、これしっかりな押さえ方です

弾くときしっかり弾きません、軽く
曖昧に押さえてますからしっかり弾くと音が壊れてしまいます

少し曖昧に弾いて、曖昧に押さえて・・グッとしっかり押さえて離します
いいですか

曖昧に押さえて、曖昧に弾いて・・
まだ鳴ってるのですが聴こえますか?

ではシ、1弦7フレットもやってみます
曖昧に押さえて曖昧に弾いて・・グッと押さえてから離します・・

これは最初なかなか出ないのですが何回かトライしてください
とにかく最初からギューっと押さえてはいけません

最初はちょっと曖昧に押さえて・・ グッ ・・ っと押さえて離します

これがマイクが録れるか判らないのですが実際の部屋にいると判り易いです
音が消えないのです

それが出来るようになると・・離しても鳴っているのです
これが共鳴というギターが持っている特性です

音を伸ばすということを考えたときにまずこのことが出来ないと次へ進めません
是非、シとラとミの音を伸びろ伸びろと言いながら押さえてみてください

弾くときに強い音で弾かないこと
強い音で弾いちゃうともう伸びません、あとは小さくなるだけ・・

ホールトーン
ホールで弾くと非常によく聴こえる、そういう音です
健闘を祈ります。

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